妊娠期
妊娠中期
妊娠5カ月目ころから、おなかの赤ちゃんの神経回路や聴覚が発達して、だんだん外の音が聞こえるようになります。
おなかの赤ちゃんは、ママの声やママの心臓の音、血流の音をよく聞いて、「ママの音だ」と認識するようになります。たくさん呼びかけたり、お話をしたり、キックゲームをしたりして、今だけの赤ちゃんとのコミュニケーションタイムを楽しみましょう。ゆったりしたママの声が、赤ちゃんのなによりの喜びです。
また、このころから、英語のCDを流したり、クラシック音楽を聴いたり、絵本を読んだりなどの「胎教」を意識するママが多いようです。ただし、こうした取り組みは、ママがリラックスした状態で行うことに意味があります。毎日やらければいけない義務として考えてしまい、ママのストレスになると逆効果なので、気負いすぎないようにしましょう。
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胎教はママがリラックスして楽しんで!どんどん呼びかけて赤ちゃんとコミュニケーションして。胎教はママのストレスにならないように、できる範囲で。
竹内 正人(産婦人科医、医学博士)
日本医科大学卒業後、米国ロマリンダ大学(周産期生物学)、日本医科大学大学院(産婦人科学・免疫学)を経て葛飾赤十字産院などに勤務。著書に『マイマタニティダイアリー』など。
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ママの声が聞こえるよ!
もっと話しかけてほしいな
ママがおなかに話しかけてくれるのが、わたしは大好き。ママの声が聞こえると、なんだか安心するの。まだ外の世界のことは分からないけど、ママが教えてくれるからうれしいな。ママ、これからもいろんなことお話ししてね。