幼児期
最近では、育児に積極的に参加する「イクメン」のパパも増えてきました。しかしまだまだ、育児参加へのハードルが高いパパも多いようです。
核家族化が進んだ現在、ママの育児負担は増す一方です。
仕事で忙しいパパも、「週3日は夜泣き対応」「休日はママに代わって3時間育児」など、できる範囲でママを助けてあげてください。特に体力がついてくる幼児期の子どもは、パパとのパワフルな遊びが大好きです。
ママがパパをイクメンにする3カ条があります。
1つ目に、ママと同じレベルを求めないこと。2つ目に、行き違いを防ぐために「ここにある食器を洗ったら、そこに置いてね」など、具体的にお願いをすること。そして3つ目に、一旦お願いしたらパパにすべてを任せること。子どもが危ない目にあいそうなことや、明らかに間違っていることなら別ですが、あれこれと評価せず口を出さないことで、パパも育児への自信をつけられます。
親の育児負担が増えた今、パパの育児参加はとても大切。夫婦でよく話し合って、役割分担を決めましょう。
細部 千晴(日本小児科学会小児科専門医)
細部小児科クリニック院長・日本小児科医会子どもの心相談医。著書・監修書に『この1冊であんしんはじめての育児事典』(朝日新聞出版)、『「どうする?」がわかる 赤ちゃんと子どもの病気・ケガ ホームケアBOOK』(ナツメ出版)、『マンガでわかる! 妊娠・出産はじめてBOOK』(KADOKAWA出版)など
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お休みの日にパパは遊んでくれないの?
「パパ、また週末はフットサルの試合で留守なの?」ママがため息まじりにつぶやいた。申し訳なさそうな顔をするパパだけど、最近夜にずっと飲み会続きなこともあって、ママはご機嫌ななめみたい。わたしもパパがお休みの日、もっと一緒に遊びたいよ〜!