妊娠期
妊娠初期

妊娠初期から気をつけたい6つのこと

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妊娠すると、今まで何気なくとっていた行動も、おなかの赤ちゃんのために制限されることが多々あります。今回はそうした妊娠生活の中でも、妊娠初期から気をつけたい6つのことをご紹介します。

妊婦さん

ダイエット

自己流は× 医師に判断をあおいで

妊娠中、体重が増えて体が丸みを帯びるのは当然のことです。食事の量を極端に減らしたり、糖質やたんぱく質を抜く過度な食事制限をしたりするのは、赤ちゃんの正常な発育に影響を及ぼすので×。バランスのよい食事を摂り、医師の許可を取った上で適度な運動を心がけて。肥満体質で体重増加が気になる人や、短期間で急激に体重が増えて心配な人は、必ず医師や助産師に相談しましょう。

体重計

スポーツ・旅行

無理しないのが鉄則。海外旅行は△

妊娠経過が順調で、医師がOKを出していれば、ウォーキングや水泳、ヨガ、マタニティビクスなどのスポーツをしても問題ありません。旅行は医師の許可を得て出かけるようにしましょう。妊娠期間中は、どれだけ体調がよくても何が起こるか予測ができません。スポーツも旅行も無理をせず、特に旅行は必要最低限にとどめましょう。また、海外旅行はリスクが高く、安定期でもあまりおすすめできません。

妊婦さん 水泳

乗り物

妊娠後期の車や自転車の運転はなるべく避けて

電車やバスに乗る場合は、なるべくラッシュ時を避けて。働くママは、朝の通勤がラッシュの時間帯なら、時間差通勤ができるかどうか会社に相談してみましょう。車や自転車などを自分で運転する場合、特に制限しなくても大丈夫ですが、ふらつく、だるいなど体調がすぐれないときの運転はひかえて。また、妊娠後期になるとおなかがせり出してきて、運転しにくくなるので避けたほうがよいでしょう。

運転

【マンガ】飛び出してくる○○に気を付けて!?

妊婦さん 運転マンガ 妊婦さん 運転マンガ

ライブ・スポーツ観戦

激しく踊ったり、飛び跳ねたりは×

ライブ会場やスタジアムなどに出かけるのは問題ありません。ただ、激しく踊ったり、大声を出して飛び跳ねたりするのは、母体に負担がかかるので避けるようにしましょう。音楽ライブは大音量のものも多いですが、妊娠5カ月くらいになると、おなかの赤ちゃんの聴覚が発達してきて外の音をじっと聞いていることもあります。騒がしいところはなるべく避ける配慮をしてあげてください。

スポーツ観戦

レントゲン検査

微量の放射線量であれば、まず問題はありません

健康診断などでの通常のレントゲン撮影であれば、放射線量はごく微量なので、妊娠に気づく前にレントゲン検査を受けていたとしても、それが原因となり赤ちゃんに影響が出ることはまずありません。
妊娠中も、必要があれば医師と相談のうえ、CTやMRI、レントゲン検査をすることもあります。
また、歯科医院でムシ歯の状態などを見るレントゲンは、頭部のみの撮影で赤ちゃんのいる腹部への照射はないので心配ありません。
不安がある場合は、医師によく相談してください。

ムシ歯の状態などを見るレントゲン

ペット

生後2カ月以内の子猫と野良猫とは接触しないで

トキソプラズマ症という、猫を経由してママに感染して、おなかの赤ちゃんに障害が出る病気があります。ただ、飼い猫からうつるのはごくまれで、便の処理後にはよく手を洗う、口うつしで食べ物をあげるのを避けるなど、過剰な接触を避ければ心配いりません。ただし、生後2カ月以内の小さい子猫や野良猫の場合は、感染するリスクが高くなるので、なるべく接触自体を避けるようにしましょう。

子猫
竹内 正人

竹内 正人(産婦人科医、医学博士)

日本医科大学卒業後、米国ロマリンダ大学(周産期生物学)、日本医科大学大学院(産婦人科学・免疫学)を経て葛飾赤十字産院などに勤務。著書に『マイマタニティダイアリー』など。

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