新生児・乳児期
生後3カ月~5カ月
絵本の読み聞かせのスタート時期は、生まれてすぐからでもOKです。ママが赤ちゃんに語りかけるきっかけになりますし、親子の親密感と愛情を育てる大切な時間になります。
0歳児の読み聞かせに最適なのは、かんでも汚れても大丈夫な厚紙でできていて、かつ鮮やかな色使いでシンプルな絵が描かれているもの。図書館や児童館にはたくさんの絵本があり、赤ちゃん向けのイベントを行っているところも多いので、ぜひ利用してみてください。
絵本の読み聞かせには、語彙が増える・イメージ力を養えるという効果もあります。赤ちゃんとどう接してよいかわからないという人も、絵本が一冊あれば、親子で楽しい時間を過ごせるでしょう。だいたい7カ月にもなると、絵本が楽しめるようになります。
「あまり上手に読めなくて…」と自信のないママでも大丈夫。ママのやさしい声でただ文字を追うだけでも、たくさんの情報を赤ちゃんは自然に吸収しているんです。
読み聞かせは、親子の愛情と語彙力を育む大事な時間。
赤ちゃん用の絵本をたくさん読んであげましょう。
細部 千晴(日本小児科学会小児科専門医)
細部小児科クリニック院長・日本小児科医会子どもの心相談医。著書・監修書に『この1冊であんしんはじめての育児事典』(朝日新聞出版)、『「どうする?」がわかる 赤ちゃんと子どもの病気・ケガ ホームケアBOOK』(ナツメ出版)、『マンガでわかる! 妊娠・出産はじめてBOOK』(KADOKAWA出版)など
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お気に入りの絵本、今日も読んで!
ママが絵本を読んでくれる時間が、わたしは大好き。ママのひざの上で、いつもの絵本を何回も読んでもらうのがお気に入り。言葉もたくさん覚えられるし、ママの声がたくさん聞けるのもうれしいな。ママ、これからもたくさん絵本を読んでね。