乳歯入門
妊娠中
妊娠中でも歯科治療は可能です!
妊娠時は食生活の変化やつわりの影響でむし歯ができやすくなりますし、ホルモンバランスが乱れて、歯ぐきが傷みやすく、「妊娠性歯肉炎」になりやすい時期でもあります。気になる人はぜひ、歯科医院で診察を受けておきましょう。
妊娠後期はおなかが大きくなり、あお向けでの治療が難しくなるので、つわりがおさまり体調がよくなる安定期(妊娠5カ月)になったら早めに受診してください。ただし、妊娠後は使える麻酔やはれ止めなどの種類が限られてしまうので、あらゆる治療に臨めるように、できれば「妊娠前からの定期的な歯科受診」がベストです。
いずれにせよ、生まれる赤ちゃんのために、前もって口内環境を整えておくことが大切です。むし歯がある場合はしっかり治療を行うと同時に、今後むし歯にならないように、正しいブラッシング法などのお口のケアを身につけておきましょう!
妊娠中の歯科治療は問題なくできます。
安定期になったら早めに受診しておきましょう。
竹内 正人(産婦人科医、医学博士)
日本医科大学卒業後、米国ロマリンダ大学(周産期生物学)、日本医科大学大学院(産婦人科学・免疫学)を経て葛飾赤十字産院などに勤務。著書に『マイマタニティダイアリー』など。
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歯科検診に行ってね!
ママは最近、つわりで歯みがきできないときがあるから、むし歯ができてないか心配なんだって。歯の汚れも気になるみたい。歯医者さんでちゃんと診てもらえるといいね。