歯と口のケア用品
タフトブラシ
タフトブラシとは
タフトブラシは、毛束が1つのヘッドの小さな歯ブラシです。
普通の歯ブラシでは毛先が届きにくいところの清掃に適しており、歯ブラシでみがいた後、タフトブラシでの清掃を追加することで、みがき残しやすい「歯と歯の間」や「歯と歯肉の境目」のプラーク(歯垢)を効率よく除去することができます。
![歯ブラシ、タフトブラシを使用した場合の人工プラーク残存率の比較](/labo/article/tool/image/05_im01.png)
タフトブラシの使用部位
歯ブラシでは毛先が届きにくいところにタフトブラシの使用をおすすめします。
歯並びが悪いところ
![歯並びが悪いところ](/labo/article/tool/image/05_im02.jpg)
奥歯の奥
![奥歯の奥](/labo/article/tool/image/05_im03.jpg)
矯正装置のまわり
![矯正装置のまわり](/labo/article/tool/image/05_im04.jpg)
前歯の裏
![前歯の裏](/labo/article/tool/image/05_im05.jpg)
かぶせ物のまわり
![かぶせ物のまわり](/labo/article/tool/image/05_im06.jpg)
抜けた歯のまわり
![抜けた歯のまわり](/labo/article/tool/image/05_im07.jpg)
背の低い親知らず
![背の低い親知らず](/labo/article/tool/image/05_im08.jpg)
生えかわり期の
生えている途中の歯
![生えかわり期の生えている途中の歯](/labo/article/tool/image/05_im09.jpg)
タフトブラシの種類
タフトブラシには、毛の長さや毛質の異なるものがあります。
自分に合った種類が分からない場合、歯科医院に相談しましょう。
タフトブラシの使い方
- 1.歯ブラシでみがいた後、みがき残しを鏡で確認したり、舌で触った感触がザラザラとしていないかなどをチェックします。
- 2.
タフトブラシは「ペングリップ」(鉛筆の持ち方)で持つことをおすすめします。
- 3.
鏡を見ながら、みがき残しが気になるところに毛先を当て、軽い力で小刻みに動かしてみがきましょう。
- ※歯肉を傷付けないよう、力の入れすぎや動かし方に気をつけましょう。
使い方など詳しく知りたい場合は、歯科医院に相談しましょう。
タフトブラシの取り扱い方法
![使用後のお手入れ](/labo/article/tool/image/05_im12.png)
1.使用後のお手入れ
使用後は流水下でよく洗い、風通しの良い所で保管しましょう。
![取替え時期](/labo/article/tool/image/05_im13.png)
2.取替え時期
タフトブラシの毛先が乱れてきたら交換しましょう
監修:神奈川歯科大学 特任教授 荒川浩久
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