第65回春季日本歯周病学会学術大会で3件発表を行いました
2023年01月17日
2022年6月3,4日に新宿京王プラザホテルにて第65回春季日本歯周病学会学術大会が開催されました。
歯を失う一番の原因は歯周病であり、歯数の減少と認知機能の関連が報告されたことから、歯周病と認知機能低下の関連を調べる研究に注目が集まっております。当財団でも国立長寿医療研究センター(長寿研)と共同で、認知機能低下と口腔状態の関連性を調べる研究を推進しております。
今回の学会では、長寿研もの忘れ外来通院患者の認知機能と歯周病病態、口腔機能を検査し、認知機能レベルに応じて解析した結果を口演1題、ポスター2題にて発表いたしました。
軽度な認知機能低下への予兆となるような、歯周病や口腔の変化を見出すべく、今後も調査研究を継続し、口腔状態が認知機能に及ぼす影響を明らかにして参ります。
【学会発表内容】
「認知機能低下および認知症と歯周病病態との関連性 -もの忘れ外来患者を対象とした観察研究(1)-」(口演)
「歯周病病態と口腔機能低下との関連性 -もの忘れ外来患者を対象とした観察研究(2)-」(ポスター)
「口腔機能低下と認知機能の関連性 -もの忘れ外来患者を対象とした観察研究(3)-」(ポスター)