第59回日本小児歯科学会大会で発表を行いました

2021年07月30日

2021年6月6日~20日、第59回日本小児歯科学会大会が「新しい時代の小児歯科、維新の風は南から」をテーマに開催(WEB開催)されました。

今回の大会では、口腔機能発達不全症を始め、睡眠医学、小児がんなどの最新の知見に関するシンポジウムが企画されていました。

現在、わが国の小児歯科学分野では、小児の口腔機能や、口腔からの成長発達への影響などが問題視され、その早期発見や予防策が検討されています。そこで、当財団では、小児の「口腔機能発達不全症」を改善・予防する事を目的とした研究を推進しております。
「小児の口腔機能に関する実態調査―口呼吸の早期発見に繫がる新たな5つの徴候―(小児歯科学雑誌58巻3号)」では、口呼吸に着目し、口呼吸の早期発見に繋がる新たな徴候を報告しました。今回の学会では、その徴候について、臨床的評価項目と実際の呼吸状態を比較した予備的検討結果を、「小児の口腔機能に関する臨床的評価方法の検証-成人における予備的調査-」というタイトルでポスター発表を行いました。

今後も調査研究を継続し、口腔機能発達不全症の改善・予防に繫がる方法の確立を目指して参ります。

【学会発表内容】
「小児の口腔機能に関する臨床的評価方法の検証-成人における予備的調査-」