1人平均DMF歯数(DMFT指数)の年次推移(永久歯:15歳以上)

15歳以上の「1人平均DMF歯数※1」(DMFT指数※2)を過去の調査と比較すると、若年者において減少が見られるだけでなく、35歳以上でも緩やかに減少する傾向を示しています。

(本)

  平成5年 平成11年 平成17年 平成23年 平成28年 令和4年
1993年 1999年 2005年 2011年 2016年 2022年
15~24歳 9 8.2 6.1 4.4 3.1 2.5
25~34歳 14.1 12.9 11.5 9.9 7.4 6.6
35~44歳 15.5 15.4 14.9 12.3 12.1 9.7
45~54歳 16.1 16.5 16.2 15.7 14.8 13.4
55~64歳 19.6 18.3 17.4 17.9 17.1 15.8
65~74歳 23.7 22.5 21.6 20 19.2 18.4
75歳以上 26.6 25.8 25.1 23.9 22.6 22.1

※平成5年(1993年)以前、平成11年(1999年)以降では、それぞれ未処置歯の診断基準が異なる

※1 「DMF歯数」
集団における永久歯列のう蝕(むし歯)経験を表す指標
DMF歯数=DMF歯の合計
「D」(decayed tooth):未処置う蝕歯
「M」(missing tooth; because of caries):喪失歯(う蝕が原因で抜去された歯、機能を喪失した高度のう蝕歯を含めることもある)
「F」(filled tooth):う蝕が原因で処置された歯

※2 「DMFT指数」
DMFT指数=被験者全員のDMF歯の合計⁄被験者数

出典:厚生労働省「歯科疾患実態調査」アクセス日:2024年2月19日