歯や口の状態、年齢階級別(1歳以上)

歯や口の状態を質問紙にて調査した結果によると、「気になるところがない」と回答した者は全体の58.9%でした。この割合は年齢階級が上がるとともに低値を示しました。歯の症状として、「歯が痛い」、「冷たいものや熱いものがしみる」、または歯ぐきの症状として「痛い」、「腫れている」、「歯をみがくと血が出る」と回答した者の割合は25歳~65歳未満の年齢階級で高く、「噛めないものがある」と回答した者の割合は65歳~75歳未満の年齢階級で10%を超え、その後の年齢階級でも高値を示しています。

  被調査者数
(人)
ない
(%)
ある(%)注1
総数
注2
歯が痛い 冷たいものや
熱いものが
しみる
歯ぐきが痛い 歯ぐきが腫れている 歯をみがくと血が出る 噛めないものがある 飲み込みにくい 口がかわく 口臭がある その他
総数 2,704 58.9 41.1 3.6 8.5 2.4 4.1 7.0 7.2 1.4 6.0 6.1 16.0
1~4歳 66 78.8 21.2 1.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 18.2
5~14歳 210 77.1 22.9 1.4 1.4 0.5 0.5 1.9 0.5 0.0 0.0 2.4 15.2
15~24歳 133 74.4 25.6 4.5 12.8 0.8 1.5 3.8 1.5 0.0 3.0 1.5 6.8
25~34歳 140 54.3 45.7 6.4 19.3 1.4 1.4 15.7 2.1 0.0 5.0 8.6 13.6
35~44歳 253 60.1 39.9 2.0 11.1 1.2 1.6 8.3 1.2 0.4 4.7 5.5 17.8
45~54歳 362 55.2 44.8 3.0 16.3 0.8 6.1 10.2 3.3 0.6 3.0 9.7 14.4
55~64歳 360 51.9 48.1 3.1 11.4 3.6 6.7 10.3 5.3 1.4 5.6 7.5 19.4
65~74歳 577 55.8 44.2 4.0 6.2 2.9 6.6 6.4 11.8 2.1 7.5 7.5 17.0
75~84歳 480 56.3 43.8 4.2 3.8 4.8 3.1 4.2 15.2 2.5 10.2 4.6 15.4
85歳以上 123 58.5 41.5 5.7 1.6 2.4 2.4 4.1 11.4 5.7 12.2 3.3 17.9

注1)複数回答可

注2)いずれか1つでもある者

出典:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査」アクセス日:2024年2月19日