教えて!オーラルケアのプロのみなさん!vol.14 「あなたの歯みがき指導」編

どの年代の患者さんに歯みがき
指導をすることが多いですか?

子供(〜12歳)22% 中高生(13〜18歳)4% 成人①(19〜39歳)4% 成人②(40〜64歳)52% 高齢者(65歳以上)18%

指導の際に利用する
指導ツールはありますか?

手鏡85% 指導用歯ブラシ63% 染め出し液63% 患者さん用歯ブラシ59% 患者さんのデータ56% 動画11% その他7%

最も利用している指導ツールの良さや
エピソードを教えてください!

★3色に染まる染め出し液を使用しているので見た目もインパクトありよく見てくれる(くまけ) ★歯ブラシはしていても、歯間管理のできていない方は多く、そのために歯周病の進行が著しい。歯間ブラシを使えるようになると次回までに引き締まった歯肉に改善されている事が多い。(みーちゃん)

★手鏡を見ながらご自分のお口の中について関心を持ち、観察していただくことの習慣をつけていただくよう心がけています。患者さんご自身のパノラマX線写真を使用し、目視できない顎骨や顎関節、   埋伏歯、歯根の状態、歯髄についてもお話ししています。(chimu21)

★デイセンターで指導しているので、指導用具どころかミラーすらありません。私物のデンタルミラー1本と、洗面台の鏡と、患者様の歯ブラシだけが頼りです。実際にお口で歯ブラシを動かして見せてから、再現してもらうのですが、なかなかうまくいかず苦戦してます。(アキノ)

★口腔と同じサイズの模型を使って、ブラシの当て方などをみせ、実際の口の中でも同じ事をすると、理解されやすいと感じています。また、実際に患者さんにもしてもらっています。この3つのステップのどれかで、「あ〜あっ」って、伝わる瞬間が楽しいです。(のりぴー)

美咲の顔画像

患者さんに伝わった!っていう瞬間、嬉しいですよね♪

DH 美咲

顎模型は子どもたちの食いつきがいいです!顎模型と指導用歯ブラシを使うと、真似して同じように磨いてくれます。

月美の顔画像

DH 月美

患者さんへの歯みがき指導の時に、
心がけていることを教えてください!
(言葉遣い、話しかける位置など)

★患者さんの立場に立ったつもりで上から目線にならない話し方にする。たくさん教えたくても、いっぺんにあれこれ指導しないで少しずつやる。(ポム)

★できていない事を指摘するのでは無く、できているところを褒める。やりにくい箇所も良くなっていく事を感じてもらえるように丁寧に話すように心がけている。(あっちゃん) ★ただ褒めちぎるのではなく、根拠を示して褒めます。褒めるポイントを探します。(良い歯バッジもってるよ)

★否定から入らない。まずは患者さんの頑張りを認めてそれから指導する。(まーぼ) ★専門用語ではなくわかりやすい言葉に言い換えること ★高齢者が対象なので、丁寧にゆっくり口調で話す。時々は、問いかけや、クイズを入れます。(りぼん)

私は、とにかく大袈裟なくらいほめちぎっています!

月美の顔画像

DH 月美

美咲の顔画像

私はいくつかご提案をして、ご自分でやりやすい方法を考えたり、気づいたりしていただくように心がけています!

DH 美咲

プチ情報

歯みがきに欠かせない歯ブラシや歯みがき剤ですが、どのように作られているか皆さんご存じですか?
毎日使っているものですが、改めて作られる工程を見ると、とても面白いです♪
ご興味のある方はぜひご覧ください!

▶公益財団法人 日本科学技術振興財団(https://www2.jsf.or.jp/

公式YouTubeチャンネル
科学技術館Science Museum「THE MAKING(311)ハブラシ・ハミガキができるまで」
https://www.youtube.com/watch?v=b7eY3Kpn_tg

( 公財 ) ライオン歯科衛生研究所 LINE 公式アカウントリサーチより(集計期間:20240604~20240606)