特別支援学校にて歯と口の健康教室を行いました
2024年06月24日
当財団では、障がいの有無に関わらず「歯と口の健康」の支援を行うため、合理的配慮1に心がけた歯科保健活動を行っております。
2024年1月29日、三重県立子ども心身発達医療センターに入院中の児童生徒が通学する三重県立かがやき特別支援学校あすなろ分校にて、病弱の児童を対象に「歯と口の健康教室」を実施しました。児童の特性として見通しが立たない状況では不安に感じてしまうため、目次スライドを活用し場面転換の際は丁寧に話を進めたところ、児童の皆さんは最後まで集中して話を聞いてくださいました。
本活動においては、事前に児童・生徒の状況や課題を伺い、特別支援学校の先生方や、障がい者支援団体の方々と連携しながら個々の障がいに配慮した授業を心がけています。
2023年度は東海地方を中心に、知的障害2校、聴覚障害2校、肢体不自由1校、病弱1校(合計6校)の特別支援学校に対して啓発活動を行いました。
今後も、障がい者の方々に対する口腔保健普及啓発活動を進めてまいります。
- 1)「合理的配慮」とは、障がいのある方が日常生活や社会生活で受けるさまざまな制限をもたらす原因となる社会的障壁を取り除くために、障がいのある方に対し、個別の条項に応じて行われる配慮をいいます。 ↩︎