第80回全国小学生歯みがき大会を開催しました

2024年06月07日

全国小学生歯みがき大会は、小学生の歯と口の健康意識を育むことを目的に、「歯と口の健康週間(6月1日~10日)」に合わせて開催しています。1932年に第1回大会が行われ、これまでに延べ約273万人の小学生が参加しました。

第80回大会は、DVD教材を視聴する形式で、全国47都道府県および海外4か国地域の小学校から総数4,934校、約27万人の参加申込みがありました。今大会は、「歯と自分をみがこう。」をテーマに掲げ、明海大学 安井利一先生 監修の下、高学年の健康課題である「歯肉炎」を題材としました。本編は、歯肉炎の原因や予防方法、生えかわり期に合わせた歯みがきやデンタルフロスの使用方法を中心として内容を構成しております。

参加した先生方からは、「歯みがき習慣を振り返る良い機会になった」、「歯垢の映像など可視化された教材と歯みがきも実習できて良かった」などのご意見をいただきました。また、参加した児童の約90%が歯みがき大会後にデンタルフロスを使用したいと回答し、よりよいオーラルケア習慣に繋がる結果も得られました。

生涯にわたる健康づくりとして小学生の時期からオーラルケア習慣を身につけることは重要であると考えます。今後も、歯みがき大会を通して、小学生の歯と口の健康づくりを支援してまいります。

(2024年度は第81回全国小学生歯みがき大会を開催しております)

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