おいしく食べたり、楽しく話したり、笑ったり、健康な毎日のためには口元の機能がとても大切。特に食事をおいしく食べるには「かむ力」「飲み込む力」の維持が必要です。年齢を重ねると、気づかないうちに筋力が低下して機能が衰え、病気の原因にもなります。子どもの場合は口の機能が未発達のままだと、様々な不調やトラブルのもとに。かむ力・飲み込む力を元気にして健康な毎日を過ごすために子どもから大人まで皆さんに「かみかみゴクゴク体操」をおすすめしています。
かむ力には、歯はもちろん口周りの筋肉も大切です。
近ごろは、やわらかい食べ物を食べることが多いため、筋肉が衰えてしまうことも。体の動きをよくするストレッチと共に、口の筋肉を鍛える体操を行いましょう。
口を閉じて、口の上・下・右・左に空気を入れて順番にふくらませる。すばやく10回ずつふくらませて。
1口の上
2口の下
3口の右
4口の左
「飲み込む」ことは、ふだん意識せずに行っているため、衰えに気づきにくいもの。飲み込む力をつけて、一生元気な口で過ごしましょう。
飲み込んで確認
首の正面の出っ張ったところに手を当て、ゴクンと飲み込む。出っ張りが上がることを確認して。
飲み込んで確認
首の正面の出っ張ったところに手を当て、ゴクンと飲み込む。出っ張りが上がることを確認して。
1出っ張りを上げる
のどに手を当てたまま、アゴを少し引く。ゴクッと飲んで、出っ張ったところをを上げる。
2上げたまま5秒保つ
出っ張ったところを上げたまま、5 秒保つ。5秒が難しければ、できる長さで無理せず行って。
3息をしっかり吐き出す
息を一気に吐き出す。
お腹からしっかりと吐き切って。
※呼吸器疾患のある方は避けましょう。
のどの「ごっくん筋」を鍛えます!
飲み込む力をつけるには、アゴの下やのど周辺にある筋肉、通称「ごっくん筋」を鍛えることが大切。ゴクゴク体操を毎日続けると、この筋肉が強くなり、元気なのどに!
体操ではアゴ下の筋肉を意識して
のどの「ごっくん筋」を鍛えます!
飲み込む力をつけるには、アゴの下やのど周辺にある筋肉、通称「ごっくん筋」を鍛えることが大切。ゴクゴク体操を毎日続けると、この筋肉が強くなり、元気なのどに!
体操ではアゴ下の筋肉を意識して
かむ力・飲み込む力を元気にするための体操「かみかみゴクゴク体操」についてパンフレットに記載しています。 かむ力・飲み込む力のチェックや詳しい「かみかみゴクゴク体操」の実施方法、歯と口のケア方法について紹介しています。
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