歯科衛生士のための
お役立ちBook「With DH」小児期編
無料PDFダウンロード[期間限定] 2025年6月30日(月)17:00まで
患者さんの年齢や状況に合わせた
指導ポイントを掲載!

予防歯科への想い~わたしたち歯科衛生士だからできること~
生涯にわたる予防歯科
生活者が予防歯科を自分ごとに感じて、予防歯科を続けてもらうために、自分に合った予防歯科を続けている状態を「予防歯科のゴールデンゾーン」と名付け、生涯にわたって「予防歯科のゴールデンゾーン」を歩んで、口腔と全身の健康を守ることを生活者に提案していきます。
この「予防歯科のゴールデンゾーン」を歩み続けるために、生活者それぞれに寄り添って指導する歯科衛生士を「My 歯科衛生士」と名付け、生活者に「My 歯科衛生士と続ける予防歯科」を提案していきます。
わたしたち歯科衛生士だからできること
「食べる」、「話す」、「笑う」など、生活する上で大切な役割を果たす口腔から全身の健康を守りたい、人々の人生を豊かにしたい人生100年時代。
「予防歯科」の目標は、生涯を通じ口腔も全身も健康な人々を育てていくことにあります。
患者さんが「予防歯科」を実践するためには、歯科診療所に勤務する「歯科衛生士」が必要不可欠な存在です。
「仕事が忙しいのかな?」「最近は食生活が乱れ気味?」「ストレスが溜まっていそうかな?」
その人の日常、出来事までをも「口」から垣間見ています。
今や歯科衛生士の業務は、セルフケア指導やプロケアにとどまらず、小児の口腔機能の育成からエイジングによる口腔のフレイルまでとその活動の幅を広げてきました。
「My 歯科衛生士」は、それぞれの患者さんの「生涯にわたる予防歯科」に併走するランナー。患者さんに寄り添い、人々の健康を守っています。
私たちは、患者さんが常に予防歯科を実践している状態にあることを「予防歯科のゴールデンゾーン」と名付けています。患者さんが「My 歯科衛生士」とともに実践する予防歯科」、すなわち、この「予防歯科のゴールデンゾーン」の価値を社会に広げていきたいと考えています。
公益財団法人ライオン歯科衛生研究所は、そんな歯科衛生士の皆さんの「患者さんへの指導」をサポートしています。
こんなシーンでご活用ください!



Bookの紹介
With DH0~5歳 Book

0~5歳の患者さんに対する保健指導内容が集約されています。
定期的に歯科診療所を受診する意義や、セルフケア指導の方法など、患者さんの保護者に活用ができるよう記載されています。

With DH6~12歳 Book

6~12歳の患者さんに対する保健指導内容が集約されています。
子どもの自律をサポートする内容や、保護者のご家庭での関わり方など、発達に応じた内容が記載されています。

With DH13~18歳 Book

13~18歳の患者さんに対する保健指導内容が集約されています。
疾患別保健指導内容や事例集が多く記載されています。

監修:朝田 芳信
鶴見大学 歯学部歯学科
小児歯科学 教授
近年、口腔衛生に対する国民意識の高まりから、予防歯科という考え方が定着しつつありますが、予防歯科の実践とは齲蝕等の口腔疾患に対する発症予防や重症化予防に留まることなく、口腔機能の育成にも及んでいるのです。
小児歯科とは、子どもを口腔健康という面から見守る医療であり、歯科衛生士の役割は大きく、子どもに寄り添い、成長を見守る大切でやりがいのある仕事です。0歳から生涯にわたる予防歯科が始まり、小児期から口腔衛生習慣の定着を図り、他律から自律行動の実践に繋げるための支援や取り組みは、まさに歯科衛生士の活躍の場といえます。
人生 100 年時代を豊かなものにするには、小児期から口腔機能の発達を促し、維持・向上させていくことが重要になります。そして、子どもの口腔健康へのアプローチが、疾病対応から予防ならびに口腔機能の育成にパラダイムシフトしていることを認識した上で、成長の各ステージにおいて、的確な支援を行うことが歯科衛生士に求められる時代となりました。