第79回全国小学生歯みがき大会を開催しました

2023年04月14日

歯みがき大会に参加する児童の様子

全国小学生歯みがき大会は、小学生の歯と口の健康意識を育むことを目的に、「歯と口の健康習慣(6月1日~10日)」に合わせて開催しています。1932年に第1回大会を開催し、これまでに参加した小学生は、延べ246万人に及びます。

第79回大会は、DVD教材を視聴する形式で実施し、全国47都道府県及び海外4か国地域の小学校から総数4585校、約25万人の参加申込みがありました。
今大会は、「歯と自分をみがこう。」をテーマに掲げ、明海大学 安井利一先生の監修の下、高学年の健康課題である「歯肉炎を題材としました。本編は、歯肉炎の原因や予防方法、生えかわり期に合わせた歯みがきやデンタルフロスの使用方法を中心とした内容となっております。参加した先生方からは、「口の健康について考えるよい機会になった」、「口腔内の細菌や歯肉炎の画像などがあり、児童が理解しやすい内容であった」などのご意見をいただきました。また、参加した児童の約90%が歯みがき大会後にデンタルフロスを使用したいと回答し、よりよいオーラルケア習慣に繋がる結果も得られました。

生涯にわたる健康づくりとして小学生の時期からオーラルケア習慣を身につけることは重要であると考えます。今後も、歯みがき大会を通して、小学生の歯と口の健康づくりを支援してまいります。