日本と海外の小学生約21万人が参加
『第75回全国小学生歯みがき大会』を開催
2018年08月23日
全国小学生歯みがき大会は小学生の歯と口に対する健康意識を育むことを目的に、毎年「歯と口の健康週間(6月4日~10日)にあわせて開催しており1932年に第1回大会を開催してから今年で75回目を迎える大会です。
第75回大会は、2018年6月1日(金)~10日(日)の10日間で開催され、大会期間内に学校ごとに日時設定を行いDVD教材(40分間)を視聴する方式で実施し、日本47都道府県より3,815校、および韓国、中国、香港、台湾、ベトナム、シンガポールの海外6ヵ国・地域計9校(日本人学校9校)の総計3,824校から約21万人の小学生が参加した大会となりました。
第75回全国小学生歯みがき大会 概要
今回の大会は「歯と自分をみがこう。」をテーマに、明海大学 学長 安井利一先生監修のもと、「歯ぐき」を題材とし、自分の口の状況を知り、その状況に合わせた歯のみがき方やデンタルフロスの実習を行い、歯みがきを通して「継続する力」の大切さ、「毎日やりきることが未来の自分をつくる」ことを学びました。
また、大会期間中だけでなく学校および家庭での継続的な支援につなげていただくために年間を通じて活用できるコンテンツを提供しました。
さらに、第75回大会特典として、参加学校の先生方が大会参加学年以外の児童に向けての指導に活用頂けるよう『低学年向け教材DVD』を合わせてお届けしました。
インターネット上には、DVDに収録された本編映像を期間限定で公開し、保護者の方も一緒にご覧いただけるようにし、家庭でも「予防歯科」を実践できるよう取り組みを行いました。
大会アンケートより
参加いただいた先生方のアンケートの一部を紹介させて頂きます。
参加者からの声
- 児童たちにも興味が湧くわかりやすい構成で、今年は初参加でしたが、そんな心配も杞憂で児童たちは積極的に取り組んでいました。
- 自分の歯や歯ぐきの状態に関心を持ち、歯みがきを通して、自分の健康は自分で守っていこうとする態度を確立させるよい機会となりました。来年もぜひ、参加していきたいと考えています。
今後も『全国小学生歯みがき大会』を健康教育活動として継続的に実施し、日本および海外における小学生の歯と口に対する健康意識を育むための支援の場としてまいります。