ライオン歯科衛生研究所の沿革

大正(1913年~)

大正時代のライオン講演会

1913年(大正2年)

ライオン歯磨(株)の「企業活動で得た利益を社会還元する」という創業の精神に基づき、口腔衛生普及活動を開始

ライオン児童歯科院

1921年(大正10年)

口腔衛生普及活動の一環として、児童の歯科診療を目的に「ライオン児童歯科院」を開設

昭和(1932年~)

第1回学童歯磨訓練大会

1932年(昭和7年)

第5回ムシ歯予防デーを契機に、学童の口腔衛生意識をいっそう強化する目的で、東京と大阪で「第1回学童歯磨訓練大会」を開催

口腔衛生普及車「ライオン・ヘルスカー」

1952年(昭和27年)

口腔衛生普及車「ライオン・ヘルスカー」が完成。この年から全国各地で『母と子の良い歯コンクール』を開催

1959年(昭和34年)

幼児期からのむし歯予防を目的に、若い母親を対象とした啓発活動を開始。後に「タンポポ運動」として定着、発展してゆく。

産業歯科予防管理活動発足会

1961年(昭和36年)

会社・事業所を対象に、歯周病予防を目的とした口腔清掃、歯石除去、口腔衛生指導、歯科相談事業「さくらんぼ運動」を開始。

1964年(昭和39年)

口腔衛生の研究と普及のため、歯の衛生に関する社会啓発を主事業とした財団法人ライオン歯科衛生研究所が設立された。

第22回学童歯磨訓練大会

1965年(昭和40年)

第22回学童歯磨訓練大会をオリンピック競技場(国立競技場)にて開催

1966年(昭和41年)

名古屋に「ライオンファミリー歯科診療所」を開設
ワークショップ「う蝕とその予防」を開催
口腔衛生映画「明日をめざして,良い歯」を制作
歯科医院向けの歯の衛生絵本「歯の健康」を発行

1968年(昭和43年)

「う蝕とその予防」を医歯薬出版とタイアップで発行

第1回汎太平洋歯学研究会議

1969年(昭和44年)

わが国初の本格的国際歯学研究会議「第1回汎太平洋歯学研究会議」を開催

1970年(昭和45年)

地区歯科医師会と密接な連携のもとに,予防歯科を専門独立業務とした母子歯科活動「向ヶ丘ライオンファミリーコーナー」を開設

1971年(昭和46年)

東京・京王百貨店の「ライオンファミリー歯科診療所」を目黒に移転
産業歯科予防管理活動を発足
母子歯科活動「京王百貨店母子歯科ファミリーコーナー」を開設

1972年(昭和47年)

「歯周病ワークショップ」の開催
「大阪予防歯科ステーション」を開設
母子歯科活動「高島屋ファミリーコーナー」を開設

1973年(昭和48年)

「歯周病の基礎・臨床・予防」を発行

日米小児歯科研修会

1974年(昭和49年)

財団設立10周年記念事業「日米小児歯科研修会」を開催

1975年(昭和50年)

母子歯科活動「西武ファミリーコーナー」を開設
母子歯科活動「札幌ファミリーコーナー」を開設

1976年(昭和51年)

ワークショップ「小児う蝕のコントロール」を開催
映画「歯,ムシ歯の原因をさぐる」を制作

1977年(昭和52年)

「小児う蝕のコントロール」を発行

1978年(昭和53年)

母子歯科活動「ニチイファミリーコーナー」を開設
学術映画「歯-その「よごれ」をさぐる」を制作

1979年(昭和54年)

財団設立15周年記念事業「小児歯科・予防歯科特別研修セミナー」を開催
学術映画「大切な歯」,「歯一歯そう膿ろうをさぐる」,「歯周疾患-そのミクロ像」を制作

1983年(昭和58年)

学術映画「歯-ブラッシングを科学する」を制作

台湾 口腔保健活動

1984年(昭和59年)

財団法人ライオン歯科衛生研究所にライオン株式会社口腔衛生部を統合
財団設立20周年記念事業「国際シンポジウム」を開催
「新しいスケーリングテクニック」研修会を開催(現在に至る)
海外口腔衛生普及活動の展開として、台湾ライオンズクラブの後援を得て,台湾の小学校、幼稚園に歯磨きの巡回指導を実施

1985年(昭和60年)

「新しいブラッシング・テクニック」研修会を開催
日本学校歯科医会主催の研修会に協力(現在に至る)

1988年(昭和63年)

教材「プラークコントロール」を制作頒布
歯科用VTR「なぜ歯みがきするの」を制作
口腔保健パネルを制作頒布

平成(1989年~)

1989年(平成元年)

財団設立25周年記念事業・記念学術講演会「歯科医療の理想に向かって」を開催

1990年(平成2年)

設立25周年記念誌「25年のあゆみ」を発行

第1回「ライオンNew Yearセミナー」

1992年(平成4年)

第1回「ライオンNew Yearセミナー」を開催(現在の健康セミナー)
口腔保健分野の情報を掲載した「Oral Health Journal」を発行
「一目でわかる歯科保健統計グラフ」を制作

1993年(平成5年)

全国的な講演活動「なでしこ活動」を発足
産業看護職のための講習会を開催
ライオンの口腔衛生活動の80年間のあゆみを振りかえった小冊子「口腔衛生80年のあゆみ」を発行

1994年(平成6年)

設立30周年記念セミナー「8020運動:う蝕・歯周病への新しいチャレンジ」を開催

1995年(平成7年)

設立30周年記念誌「30年のあゆみ」を発行

1996年(平成8年)

「歯と口の学校」「なるほどの声が聞こえる!実践編」を発行

1998年(平成10年)

「ライフスキルを育む歯と口の健康教育-基礎編-」を発行
サザンライオンの要請を受け、マレーシアでの口腔保健活動を実施

2000年(平成12年)

手話読本「やってみよう!手話で簡単コミュニケーション」を発行

2001年(平成13年)

「手話セミナー」を開催
「クイズでTRY!カラダにおいしい学習教材」「そうか!なるほど!教材・実験集」を発行
歯みがき力測定器を作成

2002年(平成14年)

学校歯科保健指導者養成セミナー「LET’S TRY!! すぐに役立つ学校歯科保健指導の実践」を開催

2003年(平成15年)

「生活習慣病予防・調査票づくり」を発行

歯周病と全身の健康を考える

2004年(平成16年)

設立40周年記念として「歯周病と全身の健康を考える」を発行
「ライフスキルを育む歯と口の健康教育-実践編-」を発行

2005年(平成17年)

設立40周年記念セミナー「歯科衛生士のための歯周病予防最前線」を開催
視覚障害者向け歯の健康冊子『さわってわかる歯みがきの本』(ライオン(株))を監修し、日本歯科新聞社主催第4回広報コンクール、紙媒体部門で優秀賞受賞

2006年(平成18年)

視覚障害者向け歯の健康冊子『さわってわかる歯みがきの本』(ライオン(株))の「歯周病編」と「口臭編」を監修
日本歯科衛生学会に「学術発表賞」を協賛

2007年(平成19年)

情報誌「お口の時間」を発行
視覚障害者向け歯の健康冊子『さわってわかる歯みがきの本』(ライオン(株))の「むし歯編」を監修

2008年(平成20年)

第65回学童歯みがき大会を「インターネット配信」で実施

2010年(平成22年)

10月1日、「公益財団法人ライオン歯科衛生研究所」として新たに発足

2014年(平成26年)

目黒駅前歯科診療所を東京デンタルクリニックとして五反田に移転・開院(2021年3月閉院)
「口腔機能への気づきと支援 – ライフステージごとの機能を守り育てる-」を発行

2015年(平成27年)

「健康をみがく笑顔をふやす」 シリーズ全4巻発行

第73回全国小学生歯みがき大会

2016年(平成28年)

LDH 国際シンポジウム[ 健康寿命の延伸に向けた歯科医療の使命と可能性] を開催
第73回全国小学生歯みがき大会を開催。9 万人がインターネット参加
(学童歯みがき大会を改称)

2017年(平成29年)

第26回ライオン健康セミナー( New Year セミナーを改称)を東京、大阪で開催
第74回全国小学生歯みがき大会を開催。DVD方式での開催をスタート
「歯みがき100年物語」発行

2018年(平成30年)

育児と乳歯の情報サイト『ママ、あのね。』を公開

2019年(令和1年)

第28回ライオン健康セミナーを東京、大阪で開催
第76回全国小学生歯みがき大会を開催。24万人がDVD教材で参加

2022年(令和4年)

「ライオン歯科衛生研究所 予防歯科セミナー」Webによるライブ配信で開催
第79回全国小学生歯みがき大会を開催。約25万人がDVDで参加
墨田区から台東区へ本部事業所移転

ライオン歯科衛生研究所について